シネメッセと豊中平和映画祭


 

豊中平和映画祭は、豊中市が非核平和都市宣言を行った翌年の昭和59年(1984年)に豊中市の事業としてスタートし、 1989年に、公募によって集まった市民と豊中市が協働して企画実施する「豊中平和映画祭・シネメッセとよなか」となりました。 つまり、「シネメッセとよなか」は最初、豊中平和映画祭の愛称としてスタートしました。
2000年4月に「シネメッセとよなか」が非営利市民活動団体として独立し、豊中市主催の無料事業から実行委員会による有料事業に転換、 2005年からは、豊中まつり実行委員会とともに豊中平和映画祭を運営しています。

このようにシネメッセとよなかと豊中平和映画祭は深いつながりがあるのですが、 1989年に市民参加が始まって以来の私たちの共通認識であり、映画選定の根底にある、豊中平和映画祭の基本理念は次のようなものです。

●戦争や平和の概念や枠組みを問いなおし、感情や想像力を豊かにゆりうごかす作品の選択。

●様々な文化や環境、そしてあらゆる命や世界の存在を問いなおすことのできる作品の選択。

●人々に多くの共感を与える一方でプロパガンダとしても利用されてきた映画の、二面的な力を 問いなおす作品の選択(主に歴史的作品)。

 シネメッセとよなかは、映像文化を通して豊中市域を活性化し、平和で愛せるまち・環境・社会を築くための力を、 市民だれもが持つようになることを目的に、豊中平和映画祭を開催しています。

 

 

 

 

 

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